(SAMURAI DEEPER KYOの話)マガポケのトップ画像、いったいどこから来たのか

マガポケKYOページトップ画像の絵について、わりと最近気づいたことがあるので書いておきます。これ、其之二百六十八「生涯一度」の扉絵だと思い込んでいたんですが、な、なんか違う…。

背景、変わってません?

マガポケでは、背景は濃い赤~黒の均一なグラデーションです。

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SAMURAI DEEPER KYO - 上条明峰 / 【其之壱】壬生 京四郎 | マガポケ

賞金稼ぎの少女・椎名ゆやが出会ったのは、敵に襲われると“鬼眼の狂”に豹変する壬生京四郎。二人がお互いの目的のため、ともに旅をしながら、狂のかつての仲間達との出会いや、強敵との戦いを経て絆を深めていく。


この絵の全体図が、2022年3月のKYO複製原画展で展示&販売もされました。

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「SAMURAI DEEPER KYO」複製原画展開催決定! | メディコス・エンタテインメント 公式サイト

メディコス・エンタテインメントの公式サイトです。キャラクターフィギュアや雑貨、ホビーを多数取扱っております。


ところがところが。お手持ちのKC三十四巻、または文庫の十六巻をご覧ください…もちろんKCも文庫も収録は白黒ですが、背景はもっと明るい色なんですよ…。紙の上ではほぼ白背景に見え、そこに右上へ向かって視線が抜けるように集中線が入っています。

この集中線、マガポケトップ画像では赤から黒へのグラデーションに塗りつぶされて、まったく見えません。
複製原画でも、マガポケで映っている範囲については同様。マガポケではカットされている範囲に背景の赤が薄くなっている部分があり、集中線の彩色が若干残っています。そこを見るに、ややくすんだ青っぽい色の模様。

赤グラデバージョンは重厚なイメージですが、扉絵バージョンは爽やかな感じだったのでは?

ちなみに

マガポケでKYO配信が始まってすぐ、2017年11月27日のスクリーンショットがこちら。配信当初からこのトップ画像が使われていたことがわかります。

個人的には、複製原画として飾るなら元の扉絵バージョンが欲しかったような、気が、しないでもない、ような…なんにせよ買えただけでとてつもなく嬉しいのでいいんですが…。トップ画像としては、赤グラデバージョンのパンチ効いてて目を惹く感じ好きです。